よつくらのブログ

ui designer no blog

OSS活動にロゴを提供しました

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Rubyでデータ解析とかディープ・ラーニングしよう!的なオープンソースソフトウェア・コミュニティにロゴを提供しました。(対価としてお酒を頂きました)

OSS界隈にコミットできるデザイナーは渇望されているみたいなので、デザイナーとしてはチャレンジしたいなと思ってます。現場からは以上です! https://github.com/red-data-tools https://speee.connpass.com/event/70508/?utm_campaign=event_publish_to_follower&utm_medium=twitter&utm_source=notifications

iOSアプリでカメラにアクセスするとき、UIデザイナーが気をつけるポイントまとめ

iOSアプリでカメラを使いたいときは多いのだけど、正常系のUIを考えてタスクを Done にしたら、エンジニアに「こうなったらどうする?」って考慮漏れを指摘されがちなので、世のUIデザイナーは以下の3点を気をつけたし。

UIのキャプチャは、UIデザイナーなら98%が参考にしているという噂のEvernoteアプリです。

(1)カメラへのアクセス権限を与えるAlert Viewの文言を考える

f:id:syotsukura:20171017191546p:plain この関門を突破しないと機能を使ってもらえないので、正しい日本語を頑張って考える!

(2)カメラへのアクセス権限がオフにされているときのUIを考える

f:id:syotsukura:20171017191606p:plain 設定アプリで、アプリ毎にカメラのアクセス権限をオフにできるので、オフにされているときに「オンにしてや〜」的なUIを考える。

世の中の小洒落たアプリは、Alert Viewのボタンが「設定アプリを開く」的なボタンになっていて、設定アプリにURL Schemeで飛ばしてくれる。そのUIをやりたい場合、エンジニアと実装コストを相談する。特に古いiOSをサポートするときは要注意。

ぶっちゃけ、これだけ世の中にたくさんのアプリがある中で、ユーザーがこの設定をオフにしているのはレアケースだと思うので、今ご自身が開発中のアプリに「設定アプリに飛ぶ」機能が実装されていなければ、わざわざ実装する必要もないかもしれない。開発チームのコストをかけるべきポイントは、他にもたくさんあるはず。

(3)iOSの機能制限によりカメラが使えないときのUIを考える

iOSには、ペアレンタルコントロールMDMによる制御という機能があって、そもそもカメラの利用が制限されているっていうことも考えられる。そしてこのときのUIは、大手のアプリでも検討されていないことが多い。気をつけよう。

この場合は、管理者から「このデバイスでカメラ使ったらあかんで〜」と言われている状態なので、機能そのものを隠すようなUIが適切。

(3)の考慮、みんな忘れているからUIデザイナー気をつけよう!ってのがこの記事の主旨。

TECH PLAY, CDO Night #1 参加してきたよ

f:id:syotsukura:20171004162755j:plain TECH PLAYのCDO Nightに参加してきました。 techplay.jp

CDOとかCCOとか(今ちょうど深津さんがなって流行りの)CXOとかを、まとめてCナントカOって呼んでた。

いそうだった人たちは

  • CEO
  • CナントカO
  • スタートアップにいる/いきそうな若いデザイナー

って感じで、それぞれに

「CEOはデザインの重要性を理解して、デザイン(人と予算)に投資しよう!

「デザイナーがCDOになるときは、ちゃんと予算(自分にも会社の部署にも)をとろう!」

って皆で熱意もって語っている感じで、大変参考になりました。

特にトレタの上ノ郷谷さんが言ってたんだけど「予算ちゃんととらないと、経営者にとってデザインはコストにしかならない」ってのは本当にその通りで、これから自分の会社でも頑張って地位を確立して、CナントカOにしてもらおうと決意を新たにしました。

CナントカO界隈も、アプリ/Webデザイナー界隈も本当に盛り上がって欲しいと思います。 でもデザイナーってエンジニア界隈と違って母数が少ないので、「こういうときはああ振る舞ったら良い」みたいな知見が圧倒的に足りないし、有名な人はだいたい誰もが知ってる会社を一度は経験したりしていて、なかなかロールモデルが足りていない印象がする。

特に受託のデザイナーとか世の中には多いと思うけど、そこからスタートアップの中でプロダクトを任さられるデザイナーになるのになかなか情報が足りていないと思います。

これからもっとデザイナーの必要性が高まっていけば良いなあ。